「そんなに待てないなら兄さんを呼んできたら?」
「私が、神威を?」
「そしたら早く食べれるわよ」
神威を呼びにいけば早く食べられる
でも絶対面倒なことになりそうだよ
「どうするの?行かないの?」
「……えっと、待っとこうかな。けどお腹空いたしなぁ。……仕方ないから行くよ」
結局なんともいえない空腹感に勝てることができなく、神威を呼びにいくことに決めた
「三組だからね。間違えないでよ」
「わかった。いってきまぁす」
美月は立ち上がると、小夜子に手を振ってから神威のいるだろう教室に向かっていった
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