あの、たっちゃんがいなくなった日から
10年たった、私たちは21歳になる
私は小さな村を出て町でアルバイトしながら
大学で勉強をしていた。
咲はまだあの小さな村にいる。
工場で働きながら、通信で勉強して
そのうち、都心に行きたいと言っていた。
まだたまに、電話すると
咲の変わらない可愛い声が聞こえる
小学生のときの話はするけど
たっちゃんの話はしなかった…。
わかってる、忘れなきゃいけないこと
でも、そんな簡単に忘れられない。
だって、たっちゃんゎ・・・
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