―私がアナタを好きな理由―




宮本晴の声はよく聞こえる



聞き慣れた声だからか…?



決勝の試合の時も、宮本晴の声が聞こえ続けてた。




なのに、急に聞こえなくなって気になった僕は声がしていた方を見ると――



ボールが顔に直撃した。