窓から見える夕日のようだった。 「どうしたの?」 気になったわたしは、訊いた。 「みんなが出るまで、ここにいよう」 想太君は、真剣な表情で、わたしに問いかける。 わたしの腕をつかむ力が強くなっている。 教室には、まだ何人かの生徒が残っている。 それまで、待つ……。 ということは、これは……まさか……。 そんなことを考えていると、わたしも顔が熱くなってきた。 「うん」 顔を伏せながら、返事をするわたしは、窓にもたれかけた。