「え、そうなの?」 誰もが2度訊いてしまうみたいだ。 それもそうか。 「はい」 はっきりと、わたしは、嘘を言う。 演劇部のときは、しょうがないって思ってたけど、部長に嘘つくのは少し罪悪感がある。 ごめんなさい。部長……。 「変わったもの持ってるんだね。よく見たら面白い」 部品をあれこれ触りながら、笑う部長。 面白いって……、どんだけ天然だよ!! ついツッコミを入れてしまった。 でも、バレなくてよかった。