でもね…私、周クンが好きだから。

周クンには、笑ってて欲しいから。



だって、“彼女”が死んだら…辛いでしょ…??



泣いて欲しくないの…。

周クンには、温かい笑顔でいて欲しい。

私が、いなくなっても…。



だから彼女はやめようって、クラスメートでいようって。

こんな考え、変かな…??

でも、たくさん考えたんだよ。

こんな私のこと、許してくれる??



…あーあ。

泣いて欲しくない、なんて言って、本当はちょっと淋しいな。

ちょっとだけ、泣いてくれる??

…なんて、ねッ。



心の中では、クラスメートじゃ嫌だって思ってるの…。

特別な人でいたいよッ。

大切な人でいたいよ…ッ。



でも…それ以上に、周クンの笑顔のがいい…ッ。



だから、泣かないからね…ッ??

笑って、さよならするからね…??