大学からの帰り道 のことだ。『ファ ミレスでノートの 写し合いをする』 という、いつもの 作業をなげうって 、唐突なデートが 始まった。 「今日はおごった る」 にっこにっこ、き っらきっら、満面 の笑みをたたえた 彼に何が言えただ ろう。天井を突き 抜けて昇天してし まいそうに浮かれ た洋二に呆れつつ 、苦いコーヒーを 飲んだ。