河童のお皿(・ゑ・)。


 呟いて、つるつる

 した腰をぬろんと

 あげ、

 「ちょいとお待ち

 を」

 言うなり、水しぶ

 きひとつあげずに

 川の中へ飛びこん

 だ。静かになる。

 遠くから聞こえて

 くるやかましいセ

 ミの声も、きりり

 きりりと旋回する

 大きな鳥の声も、

 清涼な景色と融け

 合ってシーンとし

 ている。サオの節

 目を数えながらぼ

 んやりする。