河童のお皿(・ゑ・)。


 目を丸くしたまま

 固まってしまった

 彼女をぐいぐい引

 っ張って、るんる

 ん歩き始める。ひ

 たひたと吸いつく

 ような手のひらは

 、まあ……決して

 不快なものではな

 い。妙な事になっ

 たもんだと思いな

 がら、河童のあと

 をついていく。



 「そういう事だっ

 たんでございます

 ですね」

  乾いた竹の先端

 には、蜘蛛の糸で

 編んだという長~

 い釣糸がくくりつ

 けられている。