足から力が抜けて へなへなと座りこ む。 「危ないところで した」 ふぅっとクチバシ から息を吐き、河 童は額をぬぐった 。 「河童だ」 ともかは指をさし 、目を見開いて言 った。河童はぷっ ちりした真っ黒な 目をしばたいて、 ちょこりと首をか しげる。 「河童だなんて失 敬な」 温もりのある声だ 。