【side??】 「次はどっちに行けばいいのさ!?」 「……左。」 俺の手を引いて焦った様子で保健室を探す女の子。 問われるままに答えながら、俺は彼女の華奢な後ろ姿を見つめていた。 今日初めて逢った…この子。 どうやら俺は、この子が言うに《病気》、らしい。 確かにものすごく変だ。 俺のお気に入りの秘密の昼寝スポットで、先に寝ていたこの子を見た時から…… 俺の心臓は、狂ったみたいに忙しなく動きまくってる。 それはもう……苦しいくらいに。