だけどやっぱり幸せなんて、 小さくて儚くも尊いモノ。すぐに壊れてしまう……。 ……陽? あなたは本当の気持ちを言葉にできなかった。 あたしは大切な想いを伝えられなかった。 もしもあのとき、 あたしたちが運命の残酷さに気づけていたのなら、 神様はあたしたちの味方をしてくれましたか? ずっと、あたしの隣に陽はいましたか?