陽は本当に嵐のような、太陽のような……
そんな存在だった。


陽……。

あたしは本当にダメな子だったよね……。


人はたくさんの人に

支えられて、守られて、守りながら生きている。
そんな大切なことをあたしは


失って気づいた。


陽?


あたしはわかってる「つもり」で
本当は全然わかっていなかったのかもしれない。

陽のことを、なにひとつわかっていなかった。




逢いたいよ


声が聴きたい




もう一度、あなたの心をもらえるのなら

全てを捨てても


後悔しないから……。





あたしと陽の過ごした時間は


想い出とともに


夢と消えていったんだ……。