空の君へ〜命をみつめた真実のラブストーリー〜



その後、あたしたちは4人でお揃いのキーホルダーを買った。


4つあわせて四葉のクローバーになる。





「うれしそうだな、絢」


「ふふっ。だってうれしいからっ」





ニコニコしているあたしを陽は微笑みながら見ていた。


キーホルダーをケータイに付けて、
駅までの道のりを4人でゆっくり歩いた。

そして、帰りの電車の中では……


あたしも由美も疲れて、口数が一気に減る





「ほんと子ども。本能のまま生きてるって感じ」


「うん?」


「騒いで、遊んで、食べて、へとへとじゃん」


「そぉかな……?」


「あぁ」






それだけ言って、あたしの手を握ってくれた。


しっかりと握る手……。
なんか安心する。陽の近くはあたたかくて、安心できる――…。

規則正しい鼓動 長くしっかりした腕
甘く低い声 爽やかな香り


近くにあるだけで安心する――…。




あたしはいつの間にか、夢の中に落ちていた……