行きたいところ……かぁ……。
あ!!
「あたし、みんなでプリクラ撮りたい!!」
「「え、俺初めてなんだけど」」
「なら初プリだね!!」
陽と颯太くんの反応を見たあと、由美がフォローしてくれた。
ふたりとも……
いやだったかな? 少し心配になる。
「行くぞ。 プリクラだろ?」
頭に手を乗せていた陽が優しく笑う。
颯太くんも由美も「行こー」と言ってくれている。
……うれしい…。
あたしたちは近くのショッピングモールのゲームセンターに行くことにした。
あたしは陽の手を引き、由美は颯太くんの手を引く。
盛り上がっているあたしたちを見て、陽も颯太くんも笑いながら一緒に気分を盛り上げてくれた。
「ちょ、これ カメラどこだよ!!」
「わかりづれー……」
プリクラの撮影ルームで4人ではしゃぐ。
カメラの位置がわからなくて違う方向を向いたりした陽と颯太くん。
その様子がおかしくて、あたしも由美もカメラの位置を教えなかった。
「あー…… ようやく慣れてきた」
「俺もー……」
慣れてきたふたりはようやく焦らずにポーズをとれるようになっていた。
プリクラを撮り、ご飯を食べに行き……
ショッピングモールということでついでにショッピングも始めた。
「絢と陽くんはクマのストラップおそろいだから、あたしと颯太はウサギのストラップをおそろいにするー」
その言葉に颯太くんは苦笑する。
「ウサギ?」
「そう! かわいいじゃん!!」
「まぁ、由美がいいならいいよ」
由美と颯太くんはウサギのストラップをお揃いで買った。

