『じゃ、ショッピングに行きますか。』

「ぁ、はい…!荷物持ってきます。」


そうだった。

これから郁人さんとショッピング…!


すぐに自室に戻って支度しておいたバッグを取ると、走って郁人さんの所へ向かった。


「お待たせしました…!」

『意外と早かったね?』

「あ、もう支度はしてたので、」

『そっか。』


家を出て、昨日乗った郁人さんの車に乗り込む。

郁人さんが車を運転して、私は助手席で大人しく座る。


『芹那ちゃんは運転できるの?』

「あー…免許は持ってますけど、」

『けど?』

「ペーパードライバーなんです。」

『ぁあ、そういうこと。』


適度に話を盛り上げながら、郁人さんがよく行くというショッピングモールへ。