『…ちょっと、イチャつかないでよ。そこの2人!』
「いちゃ…!?」
『ぃや、これはっ…!』
『何なの、私のダーリンはアメリカにいるって言うのに…私だってイチャつきたい!』
『………』
「ち、智愛ちゃん…?」
なんだか剝れちゃって、自分の世界に入ってしまった智愛ちゃん。
イチャついてなんかないのに…。
っていうより、イチャつくって何…?
『ダーリンが日本にいれば…っつか元々、ママ達のせいだし!いくら私が18歳だったとはいえ、もう大人だもん!アメリカくらい――…ダーリンと一緒ならどこにだって行く覚悟ならあるもん!』
「…18歳、って……」
まだ高校3年生か、大学1年生のとき…?
『智愛はさ、医者の息子と恋に堕ちて結婚しようって言ってたらしいんだ。でも、どっちの親もそれを反対した。まだ2人とも大人じゃないからって…。』
疑問に思ってた私に、郁人さんがそれとなく教えてくれた。

