「はぁ…」



私は今1人暮らしをしている。

私は高校に行ってなくて

というか行けなくて~…(笑)


まぁまたぐうたら出来るかなと思ったら



「ん?めずらしい…」


玄関に手紙が落ちていた



「何々…」


―――――

神姫紫乃様

アナタのお兄様から
ここの学校への編入を
申し込まれました。

いきなりの手紙を
何卒お許しくださいませ。

そしてアナタを
この…



「葉濃高校に編入することを許可しますぅぅぅー!?」

おいおい

待てよおい。


いや私宛てじゃないかもしれない


「……私だ。」


もちろん神姫紫乃(こうき しの)は
正真正銘この私だ。






「…っんのくそ白夜ぁぁー!!」



あ、白夜ってのは
私の兄貴ね





このたった一枚の手紙で
私の人生が


変わるとは…



思いもしなかった