「ていうか友達だったんだ…」


「まぁな。てか会ったのか?」


「うん竜耶のとこでねー」

あ…竜耶への怒り
忘れてた(笑)


まいっか!


「ふーんそっか」


「あ…あと、私が月黒姫って呼ばれてるのは「秘密にしろって?」…うん」


「心配性だな竜耶さんは(笑)…まぁ気持ちはわかるけどな(笑)」


何でか白夜は笑っていた


「なんだよ~」


「べつに?(笑)…あ、あったあった。あぁえとあんまり俺いないから」


「なんで?」

「色々あんのっ。ごめんな」


そのごめんなは
今までの分も入ってるんだよね…。

わかるよ
だって兄妹だもん


「ううん別にいいよ。夜は私も居ないと思うからさっ」


1人で大丈夫だから


「ん。入るか!」


白夜はドアの少し上に
カードを差し込んだ


へぇカード式かぁ…
すごいな