「ねぇ…アレってさぁ」 「もしかして彼方の事――」 「嘘〜! まさかっあのブスが?!」 ――っ!? いけないっ! 慌てて目を剃らしたけど…… すでに、遅かったみたい。 「彼方〜昨日のアレ何だったんだよ〜?」 クラスの一人が、西城くんにからかい口調で聞いてきた。 他の子達も待ってましたとばかりにはやし立ててる。 「もしかして如月に告白されたとか〜?」 「ええっそれきっついわ!今時あんな姿のデブ、ヤバいだろ」 『なぁ彼方!』と…みんなで笑ってる。 .