それからというもの、翔ちゃんからの連絡はまだなく、 あたしは「空っぽ」とは、こういう状態をいうのかと、 そんな毎日を過ごしていた。 今なら本当に死んでしまえるんではないか。 今死んでしまったら、後悔は残る。 けれどあたしは今の状況に押しつぶされていた。