「高校はなれるけどさ、俺の事そのまま好きで居ろよ。ま、なつみなら心配ないけど~」 うん。 心配ないよ。 だってあたし、大森しか見てないんだから。 「大丈夫に決まってる。春休み中に、また2人で学校来よう!!」 「仕方ないな~」 ふと顔を上げて見た空は、 夕日が沈んだ直前で ピンク色に染まっていた。 END