戦争が始まる。 あたしは狂獣連合の人質であって戦士でもある。 ただ、戦えない戦士。 悪く言うと足手まといとなる存在。 この考えがあたしの頭をぐちゃぐちゃにする。 あたしの考えは間違ってる? あたしは必要? 小さくため息をついてベッドから降りる。 「プーリンセェスゥー♪」 急にドアが開く。