でも 避難所にいても彼の情報が入ってくるわけじゃない。 それに ラジオと子供の声が絶えることなく入り混じって、しょうがないとはいえ気が変になりそう。 お隣さんとは長い布で仕切られているからまだマシなのかもしれないが、プライバシーだって完全に守られているわけではない。 天井を眺めて 夢とうつつをさ迷うばかりじゃ心もおかしくなってくるのを体で感じる。 全てが混沌として白紙になった今、 やっぱり外へ出るしかなかった。 そう何度も自分に言い聞かせた。