「気付かれてないと思ってるかもしれないけど噂になってるんですよ」 噂!? いや今はどうでもいい。 「えーっとえーっと 聞きたいことはたくさんあるけど彼は無事なの?」 一瞬の沈黙。 「そういえば最初に避難した時の点呼にはいたけど、そのあとは見てない…や」 「でもでもっ 先輩の方が心配されていたから多分大丈夫だと思いますよ」 ヤダ… 推量なんてアテにならない。 「私ちょっと親のところに戻らなきゃ」 見え透いた嘘をついて、彼の情報を集めに走った。