「始まった。」 俺がいきなり話し出した女を 呆然と見ていると 架哉がふと、そう呟いた。 始まった?何が始まったんだ? 「この雪那ちゃんが 雪女って呼ばれるのは…… 誰が誰だろうと かまわず暴言を吐くから付けられた 名前なんだ。」 超危険人物じゃねーか!! 「晶は知ってる? この学園の正門側の道路が 朝7時から車のクラクションの音で うるさくなるから 誰も通らないって噂。」 「あぁ。見たこと無いけどな。」 「あれは、 雪那ちゃんのせいなんだよ。」 は?