みなさん、こんにちは。

 祠です。

 このたびは『はだかの王子さま』をお読みいただき、ありがとうございました。

 この作品は、僕の大好きなアミューズメントパークをモチーフにした物語です。

 家族と、友達と、恋人と一緒に行った楽しい遊園地って、閉まった後には、どうなっているんだろう?

 なんて思いながら描いた夢の世界のお話です。

 楽しい気持ちや、ドキドキ感が伝われば嬉しいです。

 この作品は、ここ最近完結した(と言っても相当前になりますが)長編と違い、主人公の逃亡もなく。

 比較的安定した更新状況で、続けられた物語、なんですが……

 こんなに完結まで時間がかかったのは。

 あくまで、僕基準ですが、本当の意味での長編だったからです。

 この時点で、総文字数/293310 !

 今回エントリーしているケイタイ小説大賞の最低ラインが七万文字ですから、大体四倍ぐらいになります。

 いや、描きましたね~~我ながら。

 モノがファンタジーなので、ある程度は覚悟していたのですが、舞台は現代だし、ここまで行くとは僕自身も予想してませんでした。

 この物語の目標の一つとして、五百ページには抑える、と決めてましたが、その目標達成のために、後半部分の平均が一ページ九百文字、になり。

 皆さん、読んでくれなかったらどうしよう……と、真剣に悩んでましたが、なんとか完結することが出来、ほっとした次第であります。

 この長い執筆期間中、皆さんの励ましの声に支えられ。

 僕の大好きなアミューズメントパークの世界を描き切れたことは、とても嬉しいです。


 さて、いつもでしたらここで名前の由来などのネタばらし、なのですが。

 今回、フルメタル家、シャドゥ家の皆さんは、普通に英語。

 そして『ヴェリネルラ』『セイラムド・フォン・ゼギアスフェル』『ソドニキュラエス』は、僕の作った造語。

 ビッグワールド語です。

 ただ、万能エネルギーの『グラウェ』だけは、ビッグワールドの創世を考えてラテン語の『重い』からとりました。

 ここまで長きにお付き合いくださり、本当にありがとうございました。

 そして、もしよろしければ。

 簡単感想、感想ノート、レビュー、どんな形でも構いません。

 ひとこと、ご感想をいただければとても嬉しいです。

 次に描く物語りの励みになりますので、どうぞ、よろしくお願いします。




 月光輝く真夜中。

 真衣と一緒に、フェアリーランドの開園に向けて、大騒ぎの後片付けをしながら。

 祠、拝。

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