「母さん、おはよ」 「おはよー…っ!!!」 母さんどしたんだろ、なんだかちょっと顔が赤いよぉな…。 まぁいっか(笑)。 私は気にせず朝食を食べ終え、自分の部屋に戻った。 よしっ、鏡の前に立ち最終チェックをした。 玄関では父さんと母さんが見送りをするために立っていた。 「春、頑張ってくるんだぞ」 「うん」 「体にはきおつけるのよ」 「大丈夫だよ母さん、心配しすぎ」 心配する母さんの言葉を軽くうけとめ家を背に男子校に向かった。