「なんだそれ…」 想は少し呆れ気味に言ったけど、どこか嬉しそうだった。 想って口数は少ないけど本当はすごく優しくて頼りになるいい奴なんだね。 この時多分私の口元は緩んでたと思う(笑)。 私達は想の手料理を残すことなく食べ終え、みんなで食器を片付けた。