「春!!!」 私は想の声にも驚いたし想の行動にもびっくりした。 想は私の腕を掴み急いで水道で冷やしてくれた。 「大丈夫か?」 「う、うん…ありがと…」 「気おつけろよ」 「ご、ごめん…」 「ハァ…」 私、想の邪魔しちゃったな…。 「想、ほんとごめんな…」 私は涙目を隠すためにうつむいていたら頭に暖かい優しい感覚がした。 えっ………。 顔をあげたら想が優しい笑顔で頭をなでていた。 「…気にすんな」 「っ///…あ、ありがと…」 ダメだ、私想の笑顔に弱いみたいだ…。