男のなかのオトコ



「春、次いくぞ」

「う、うん!」

なんだっんだろぉ?…
まぁいっか


「あと何買うんだ?」

「う~んあとは…何が足りなかったっけなぁ~」
「まぁその辺ぶらぶらしてたら足りないものも思い出して買えるだろ」

「それもそうだね、んじゃぶらぶらしますか」

「おう」



私と陸は夜暗くなるまで買い物を楽しんだ。


「もうすっかり夜だね」
「だな、もう買うものねぇか?」

「うん大丈夫」

「じゃあもう帰るとするか」

「うん」

私達は学校の寮に向かった。

今日の陸なんだか優しかったなぁ…本当はいい奴だったんだね(笑)。

じっと陸を見つめていたら陸が視線に気が付いた。