「いきなり逃げんなよ」
「そりゃ逃げるは!それよりも早く離れろ!!!」
「そんな口叩いてもいいのか(笑)…バラすぞ」
「うっ…」
「(笑)決まりだな」
本当に後悔した、なんでバレたのが陸なんだぁぁぁぁぁ。
心の叫びは陸にとどくはずがない。
「てかさ、どこに行くつもりだったんだ?」
私は渋々答えた。
「あ…私男ものの服少ないから買いに行こうかなぁと…」
「なら余計俺がいて好都合だな」
「はぁ?!、なんで?」
「女1人でメンズ店なんか行きずらいだろ」
「そんなの気合いで乗り切るよ!」
とは言ったものの…
やっぱり1人でメンズ店は行きずらかったから正直陸がいてくれて行きやすくなっけど……感謝なんか絶対したくない。
「おい、行くぞ」
私は急いで陸の背中を追った。
