うっ… 私は母さんの涙目にすごく弱い 「分かった、分かったから、行くよ、行けばいいんでしょ」 母さんはぱぁと明るくなった、…やってしまった そのあとニコニコの両親がいる部屋あとにし、ウィッグと制服を抱え自分の部屋に向かった 「最悪だ…」 勢いよくベッドにダイブした ありえない、私は普通に高校生活を送って、普通に恋する普通の高校生になりたかったのになんで男子校なんかに… そっと寝がいりをした視線の先に母さんに手渡されたウィッグと制服があった私は憂鬱なまま眠りについた。