「っ!!!!!」
「どうなんだよ」
「お、女なわけないだろ!」
「ふぅ~ん、んじゃキスする」
「はぁ!意味わかんねぇよ俺はちゃんと本当のこと言ったぞ?!」
「何言ってんだこれはただのスキンシップだぜ?(笑)男同士ならできるよな」
「そんなスキンシップキモすぎだろ!!!」
「知るかそんなもん」
陸の唇がだんだん近づいてくる。
ヤバいもう無理だ。
「ちょっと待って!」
陸の動きが止まった。
「俺…私は…女だ」
時間が止まったような気がした。
「ふっ、やっとはいたか」
「なんで…なんで女だってわかったの…?」
「おまえが酒に酔って部屋に運んだ俺の前で服脱いだんだろが」
顔が真っ青になったあと真っ赤になるのを自分でも感じた。
