政略結婚、しました。9



「愛理?」

「こ、コワい夢見た」

…………ウソだな。絶対。




「どんな?」

…………ウソだってわかっても、
愛理のただならぬ様子に、
俺は信じたフリをする。


「紫樹がいなくなる夢っ……」

…………いなくなる?俺が?

「俺はここにいるよ。大丈夫」

「ん……」




―――この日から。



愛理の様子は、


ますますおかしく、

なっていった―…。