え・・・・

好きて!勇希がス、好きって!!

「おッ、彼氏さん顔赤いですね~
こういう仲のカップルもイイですね
さぁッ最終審査はデパート総取締役長
沼袋さんにお願いします!!」

・・・・大丈夫かぁ?

「沼袋あきらです
優勝者は、エントリー番号3番カップル
です!」

ま、負けたやん

勇希があんな事しか言わへんからやん

「海里・・・悪ぃ
付き合わせたあげく勝てなくて
ぐっ・・・・食費がァ!!」

落ち着けや

「イサ兄!!」

「イサぁ!」

あぁ、そういえば来とったっけ

「やっぱり僕と出てた方が勝てたねぇ
でも、僕イサ兄が猫好きなんて
知らなかったぁ」

「海里なんかと出たからイイ所
言えなかったんだし、俺と出とけば
よかったじゃん!!」

ひ、ヒドい言いようやな

コイツらぁ・・・・

「いや、海里は悪くねぇよ
グリップボードの時はよくやってくれたし
それに、うちは本気でアレが海里のイイ所
だと思って言ったわけだし」

ぅおッ

勇希が俺の事かばったで!!

う、嬉しい。。。。ような気がする

俺、もしかしたら・・・・

「あのぉ、4番さん!
コレっ、半分いりますか?」

あ、3番のカップルやんけ

贈呈式は終わったんか

「え?いいの?」

「ハイっ!ね♪シノ」

「うん」

「食費がぁ!!って聞こえたんで
それに、4番さんカップル
お似合いなんだもん♡はい、コレ
さよなら!」

お似合い・・俺と勇希が・・・?

「うぉーーしゃぁ~~
海里ぃ、サンキュ!!まぢ助かった!!」

「のぉ」

は、ハグって・・・

顔熱い・・心臓バクバク・・・

やっぱ俺、勇希の事・・・・


俺、男勝りな言い争い相手に恋をしました
[END]