…誰??



そこには見たこともない男が座っていた。



チャラチャラした男。



僕は落胆した。
彼女であることを期待していた。しかし目の前にいるのは紛れもなくチャラ男。


僕は自分の行動が馬鹿馬鹿しく思えてきた。


それから僕が五時間目をサボることはなくなった。

だから体育館裏で彼女に会うことは二度となかった。