季節は巡り夏ー‥ 校舎を覆っていた淡い桃色は いつしか鮮やかな緑に染まっていた。 「猫井 純~」 「はい。」 気だるげに点呼をとる先生の声も 大分と聞き慣れてきた。 点呼が終わりしばらくすると 後ろの方で男子が騒ぐ声が聞こえてきた。 その隣では女子が面白おかしくクスクスと小さな声で笑う。 あぁ‥ なんて 穏やかな日々だろう。