私×彼=??






コンコン

「だぁれ?」

この声は千里だ。

「真白だよ。」

ガチャ

ドアが開いた。

「真白、大丈夫?」

美沙希が心配そうな顔で私を見てくる。

「うん。
疲れてたみたい…。」

と苦笑いして答えた。

「ちゃんと休みなよ。」

「無理しないでね。」

やっぱりこの2人は心配してくれる。

「うん。
ありがと!」

2人にお礼を言った。


「ねぇねぇ。
昨日私達で考えてたんだけど…。
時雨君って真白の事、好きなんじゃない?」

「なっ、何で!?」

急な質問に、思わず吹き出しそうになる。

「だって、そんな感じがしたから。」

「…。」

違うでしょ…。

「だって、真白に話しかけられて超赤くなってたよ?」

「明らかにそうでしょ。」
「そうだっけ?」

てか、それだけで?

「そうだよ!
それに真白が倒れた時、時雨君、一番心配してたんだよ?」

「うん。そうだった。」

「私達もびっくりしたよねぇ~。」

「うんうん。」

2人の会話を聞いてびっくりした。

「…。
マジ…?」

「「大マジ!」」

2人でハモる。

「…。」

うーん…。