「ラブラブですか? お2人さん。」 「本城、大丈夫か?」 慶君と梓君が帰って来た。 「えっ! どこ行ってたの?」 こんなに遅くに…。 「「トイレ」」 2人はハモりながら言った。 「こいつら、女みたいに2人でトイレ行ってたんだぜ。」 時雨君がわざとらしく言う。 「えぇ~。 本当?」 私もそれに合わせる。 「だって、行きたいタイミングが同じだったんだもん。」 「あはは。」 私は面白くて笑った。