「行こっ!」 寝ようとする千里を、強引に引っ張る美沙希。 「ごめ~ん。 パス。」 千里も抵抗をやめない。 「なんでぇ。」 「今日はもう疲れた。」 試しに言ってみるか。 「ふぅん。 じゃあ、慶君に会わなくてもいいんだ。」 すると、千里はすぐに立ち上がった。 「…やっぱり行く。」 簡単!