「佐藤、愛川、本城!」 誰かに呼ばれた。 「誰?」 振り向くと、そこにいたのは慶君、梓君、時雨君だった。 「あっ! 時雨君達!」 見ると、髪が濡れてる。 時雨君たちも、お風呂に入ってたのかな? 「もしかしてお前らも風呂上がり?」 私たちも濡れてたからそう思ったんだろう。 「うん。」 と、美沙希。 「だって、早い方がすいてんじゃん。 誰も入ってなかったよ。」 と、千里が理由を話す。 「マジか。」 と慶君。 「俺らも同じ理由。」 と梓君。 「気、合うな。」 と時雨君。