私達は、しおりを見て部屋を確認し、部屋へ向かった。 「意外と広~い!」 千里が、目をキラキラさせながら言う。 「本当! 宿泊研修のわりには、部屋広いね。」 と、美沙希。 「しかもキレイ!」 そして私。 「ホント。 もっと汚いかと思った。」 と、千里。 「千里、はっきり言い過ぎ…。」 美沙希は飽きれ顔。 「だって、本当の事じゃん…。」 頬を膨らませて言う千里。 「でも、予想通りじゃなくて良かったね。」 私はフォローした。 「うん!」 千里はすぐに笑顔になった。