「ははっ。 冗談だよ。」 そう言って笑った。 「なっ!」 「違う班だって会いに行くさ。 俺は諦めない。」 「…。」 私はポカーンとした。 「じゃっ!」 一真君は、右手を上げて去って行った。 なっ、何? 今の…。