なんだかんだで楽しんで、綴じ込みを終わらせた。 「先生、終わりました。」 美沙希が言う。 「おー。 本当にありがとうな。 しおりの綴じ込みまでさせちゃって。」 先生が多少、申し訳ない顔で言う。 「いえ。 やることなかったし…。」 と、美沙希。 「そ~そ~。 暇してたしぃ。」 と、千里。 「いや。 でもありがとうな。 手伝ってくれて。」 「大丈夫です!」 なんか楽しくなりそう! この班になれて、よかった。 そう思っていたその時…。