「面倒だから、女子で勝手に決めといて! 俺ら、誰の隣でもいいから。」 「分かった! 決めとくね!」 ラッキー! 「千里は酔うから一番前で、慶君の隣ね!」 「う…うん////」 千里が顔を赤らめて返事する。 「千里、顔真っ赤!」 美沙希が千里をからかう。 「うるさいっ! 美沙希は、少し酔うから二番目で、梓君の隣ね!」 千里が負けじと言う。 「はぁい。」 美沙希は余裕そうにしている。 千里は…。 少しいじけてるみたい…。 ケンカしないでー。 「私は…。 じゃあ、時雨君の隣ね!」