「真白おねぇちゃん!」 そう言って、バタバタと駆けよって来た彩乃ちゃん。 私は彩乃ちゃんを抱えて、椅子に座った。 「彩乃、真白ちゃんの事、好きね。」 そう言って笑った、時雨のお母さん。 「うん! 真白おねぇちゃん、だいすき!」 「そう。 良かったわ。」 そう言って、ニコニコする時雨のお母さん。