「真白、どこ書いた?」 美沙希が聞きに来た。 「私は、自分のクラス書いたよ! 千里と美沙希は?」 「私も、自分のクラス書いた!」 「私も!」 「俺も!」 気が付くと、慶君、梓君、時雨君がいた。 「俺も! 大盛況だったしな!」 「時雨は?」 梓君がそう言うと、みんないっせいに時雨君の方を見た。