(いつものように、省略しました…。)
あっというまに劇は、最終地点へ…。
一気に鼓動が高まる。
落ち着いて…。
「姫、どうぞ私のキスでお目覚め下さい。」
そう言って一真君…。
じゃなくて、時雨君は顔を近づけてくる。
相手役、変われたらしい…。
目を閉じていても分かる。
前も説明した通り、前のシーンで走ってたから息切れしている…。
まぁ、多分わざとだけど…。
時雨君が、このくらいで息切れするはずない。
そして…。
『王子は白雪姫にキスをしました。』
時雨君キス上手っ!
『王子のキスで白雪姫は目を覚ましました。
こうして王子と白雪姫は幸せに暮らしました。
めでたしめでたし。』


