そんなことを思っていると、いつの間にか時雨君がいなかった。 どうしよう! 「本城?」 助かったぁ…。 けど…。 「誰?」 「俺だよ!」 新種のオレオレ詐欺!? いや、違うだろ…。 もしや…。 この声は…。